流木を使用するレイアウトの定番草。ミクロソリウムの育て方、注意点、活用したレイアウト例をご紹介します。
学名 Microsorum pteropus 分布 東南アジア 用途 石や流木に活着させての使用 育成難易度 とても容易 光量 弱 水温 10〜26℃ PH 5.5〜7.5 肥料の要求度 少ない Co2 不要 底砂 不要
育成
出典https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/tanagoget/entry-11335523498.html
(水草)ミクロソリウム プテロプス ソードリーフ(1ポット分) 北海道航空便要保温
幅広い水質に対応し、低光量で育成出来る最も丈夫な水草の1つです。
石や流木に付着性のある根を張り、活着する性質を持つ水草。そのため敷き砂を必要とせず、ベアタンクでも育成が行え、魚がメインの水槽でも良く使用されている。
特別な肥料は殆ど必要なく、生体が排出する栄養素のみで全く問題ない。逆にリンなど水中の栄養素が多いと、直ぐにコケまみれになってしまうので、水換えを多めにし低栄養の状態を維持しよう。成長期の葉には葉先が透ける部分が有る。
ミクロソリウムの育成で注意すべき点は高水温です。28℃を超える高水温が続くと、葉が黒く変色する水性シダ病を発症し易くなります。発症した葉を見つけたら伝染する前に切り落とします。
光量
ミクロソリウムは最も少ない光で育つ水草の1つで、鑑賞用の弱い照明でも充分成長する。強い光とCO2が有ると成長は多少なり早くなるが、コケに侵され易くなるので注意が必要となる。焦らずじっくり育てたい水草だ。
ミクロソリウムの葉は固く、コケが生えやすいので、ヤマトヌマエビやサイヤミーズで予防すると良い。
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トリミング
古くなった葉にはコケや変色が目立ってくるため、古い葉から切り落とす。葉を切り落とされると、スイッチが入ったように直ぐに新たな葉を展開し始める。シダ植物だけあって、新芽は小さなゼンマイの様に先がカールしている。
使い方・増やし方
ミクロソリウムの茎を流木などにビニール帯や釣り糸で括り付ける。ミクロソリウムを直接砂に植えると通水性が悪く根や茎が腐ってしまう。
葉の先に複数の子株を付けるので、子株の大きさが2cm程度に成長したら切り離す。
根元の茎も伸びるので、長くなったら切り分けても良い。
レイアウト例
ミクロソリウム類は流木に活着させて使用される事が多い。枯れた木から生える様なミクロソリウムは、とても自然な雰囲気を出してくれる。
流木の枝分かれしている場所に付着させると見栄えが良い。