シロスジウミアザミの育て方

水流に揺らめくポリプが美しいシロスジウミアザミ。シロスジウミアザミの育成、増殖方法をご紹介します。

学名 Xenia ?
分布 太平洋
飼育 やや難しい
照明 中〜強
水流 中、ランダムな太い水流

形態

シロスジウミアザミはフワフワしたポリプがなびく姿が美しく、同じ強い光を必要とするミドリイシ水槽などでレイアウトのアクセントに使われます。
見た目のとおり柔らかく、潰したり、千切れたりしない様に、移動も水中から出さないように優しく取り扱いましょう。

水質

水温 24〜26℃
比重 1.023〜1.028
PH 8.0〜8.5
アンモニア(NH3) 0
亜硝酸(NO2-) 0
硝酸塩(NO3-) 10ppm
リン酸(PO4-3)0.10mg/L
カルシウム(Ca2+)350〜450 mg/L

シロスジウミアザミは、ソフトコーラルの中でも清浄な水質と、強い照明を必要とする、やや気難しいサンゴで、ソフトコーラル界のミドリイシ的な扱いが必要となります。

硝酸塩が10ppm(理想は5ppm)以下の清浄な水質を維持しなければ、力なく項垂れ、やがて溶けてしまいます。この事から、硝酸塩を低く抑えられる、ベルリンシステムでの飼育がお勧めです。リン酸、ケイ酸の蓄積には、ソフトコーラルである為、あまり気にしないようです。
比重の変化、特に低比重に敏感なので、水換えの際には注意しましょう。

照明

60cm水槽で80〜150wの強い光を必要とします。ハイパワーLEDやメタルハライドライト(メタハラ)を使用するのが望ましいでしょう。極めて清浄な水質であれば、蛍光灯の多灯で育成出来る事もあるようです。

水流

ポリプがなびく程度のランダムな水流を当てるのが望ましいです。一方向への水流だけだと斜めに育ったり、全体が細長くなってしまう事もあります。

繁殖

ウミアザミ全般に言える事ですが、シロスジウミアザミも例外なく高い増殖力を持っています。
人為的に切り分けて増やせる他、ウミアザミ自ら隣の基質に身体を密着させ、別な基質に乗り移る非常に珍しい能力を持っています。
千切れたポリプからも子株が育つため、知らぬ間に離れた場所で、小さなウミアザミが育っている事も多いです。育成条件が合うと、どんどん増えすぎ、持て余してしまう事になり兼ねません。

シロスジウミアザミは、活着スピードがとても早いソフトコーラルで、爪楊枝で石に止めたり、石で軽く挟んでおけば、たったの3〜5日で活着しているほどです。

接触

シロスジウミアザミは、あまり毒性を持っておらず、比較的、他のサンゴにダメージを与える事は少ないです。

マメスナギンチャク
ディスクコーラル
ツツウミヅタ
ナグラカタトサカ
ウミキノコ

上記のサンゴとなら、接触しても、双方影響がないようです。


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