スターポリプの育て方


サンゴ入門として、オススメされる事も多いスターポリプですが、なかなか開かずに消えてしまう事も。今回は、そんなスターポリプの飼育方法をご紹介します。

学名 Pachyclavularia
別名 ムラサキハナヅタ
分布 西部太平洋〜インド洋
飼育 容易
照明 弱〜強
水流 中

形態

スターポリプは、皮膜状のベースからポリプが生えており、この被膜が基質を覆う様に広がりながら増殖します。皮膜は、紫、乳白色、肌色が存在します。サンゴ入門として勧められるように、ソフトコーラルの中でも非常に強い生命力を持っています。
カラーは、スタンダードな蛍光グリーンを中心に、ホワイト、パープル、ピンクなど、多数のカラーパターンの他、ポリプの形状の違いにより、コレクション性も高いサンゴと言えます。

スターポリプは、サンゴを扱っているアクアショップならば、品切れでもない限り、どこでも取り扱ってる定番種です。
購入したスターポリプは水流のよく当たる場所に配置し、ポリプの展開を促しましょう。
ここでいじけてしまうと、なかなか開いてくれずに消えてしまうこともあります。

水質

水温 22〜27℃
比重 1.022〜1.028
PH 8.0〜8.5
アンモニア(NH3) 0
亜硝酸(NO2-) 0
硝酸塩(NO3-) 10ppm
リン酸(PO4-3)0.10mg/L
カルシウム(Ca2+)350〜450 mg/L

水流が当たっているのに開かない場合、硝酸塩の蓄積や、微量元素が不足している可能性が考えられます。半分程度の水換えを行い、新しい飼育水に入れ替えると、ポリプを開き始める場合があります。
なかなか開かないからと、つい触ってしまうと逆効果になる事が多く、一度配置したら動かしたり、飼育生物に動かされないように注意します。最初に配置する場所を良く考えておくことが大切ですね。

リン酸塩、硝酸塩の蓄積には強いものの、これらの栄養塩が多い環境では、表皮が茶ゴケに覆われてしまう事が多々あります。コケに覆われてしまうと、そのまま開かなくなってしまうので、ヤドカリやエビを投入し糸状コケや茶ゴケを取り除きましょう。

照明

60cm水槽で40wの照明でも育成、増殖が可能です。照明が強い方が増殖速度が速くなります。
光の順応性が高く、数百Wの照明が点いたSPS水槽にも配置されています。

水流

ポリプがなびく程度の水流が常に当たるようにしましょう。

増殖

スターポリプは、ライブロックなどの基質を覆いながら増殖する性質があり、あまり放置していると、どんどんライブロック伝いに広がってしまいます。一度ライブロックに付着してしまうと剥がす事は難しいので、付着した部分をペンチやタガネで破砕して分離します。もしくは、鉄ブラシで擦り落としましょう。
サンゴ砂の上にも広がることが可能で、この場合は、ハサミやカッターで簡単に切り取れます。

ガラス面やアクリル板のような、平らでツルツルした基質に繁殖させることで、増殖スピードも速くなり、簡単に剥がせます。

スターポリプの注意点

スターポリプはその増殖形態から、他のサンゴを根元から覆い死滅させてしまいます。通常、サンゴ同士の争いは、ポリプの毒性が強いほど有利なのですが、スターポリプは足元から覆い攻める戦法により、相手のポリプの攻撃に晒されることなく攻め込み、最終的には、相手のサンゴを覆い死滅させてしまいます。
タコアシサンゴ、ミドリイシなども駆逐してしまいますので、スターポリプが土台に付着しないよう注意しましょう。他のサンゴの土台に付着した場合は、鉄ブラシで綺麗に削り落としましょう。


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