ディスクコーラルの育て方

ディスクコーラルは、イソギンチャクに近い仲間で、自力で移動することの可能な珍しいサンゴです。

触手の形状によって「バブルディスク」や「ヘアリーディスク」などが存在し、そのカラーパターンや模様のバリエーションも無限で、コレクション性の高いサンゴでもあります。

(海水魚 サンゴ)ディスクコーラル ミックス Sサイズ(1個)

学名 Discosoma
別名 イソギンチャクモドキ
分布 西部太平洋〜インド洋
照明 弱
水流 弱
飼育難易度 容易

ディスクコーラルは非常に丈夫なサンゴで、飼育、繁殖も容易な事から、サンゴ飼育を始める初心者にもお勧めです。移動、分裂したりと、サンゴの中でも面白い生態を見せてくれますよ。

ディスクコーラルが死亡するケースの大半は、過度の水質悪化、水温の上昇、食害、剥がれて行方不明になる事です。適切な水換えと水温管理、サンゴを食害しない魚の選択をすれば、容易に元気な姿を楽しめるはずですよ。

形態

円盤状の口板に短い柄が付いており、柄の根元には基質に付着するための吸盤がありますが、イソギンチャクのようにすぐに付着する能力はなく、付着までに1〜7日程度の日数を要します。

ディスクコーラルは世界各地に分布しており、大西洋やカリブ海、沖縄など、日本近海でも採取されています。

水質

水温 24〜26℃
 比重 1.022〜1.028
 PH 8.0〜8.5
 アンモニア(NH3) 0
 亜硝酸(NO2-) 0
 硝酸塩(NO3-) 10ppm以内
 リン酸(PO4-3)0.10mg/L以内
 カルシウム(Ca2+)350〜450 mg/L

ディスクコーラルは、サンゴの中でも水質の悪化に強く、多くの魚が泳ぐような、過酷な環境でも生存可能なほどです。しかし、あまり栄養塩が増えると、褐虫藻が増えすぎ褐色化したり、口から褐虫藻を吐き出し弱ってしまう事もあります。綺麗な水質で飼育した方が、発色も良くなり本来の姿を楽しめますよ。

照明

60cm水槽であれば、蛍光灯1〜2灯でも大丈夫です。LEDは、近年普及したバータイプの物でも飼育は可能ですが、バータイプは水槽全体を照らすために、照射角100度以上の広角レンズを採用しており、あまりサンゴの飼育には適していません。

ディスクコーラルは、蛍光色を持った個体も多く、ブルー、シアン、UVを含んだLEDを使用すると、LED照明でしか見ることの出来ない、蛍光色の美しい姿を楽しめますよ。
予算に余裕があるなら、サンゴ用のフルスペクトルLEDを当ててあげたい所です。スポットタイプのフルスペクトルLEDなら、6000〜15000円くらいで購入できます。

弱い照明で育成可能なディスクコーラルも、やや強い照明で育成した方が、成長速度も上がり、増殖速度も早くなりますよ!。

水流

口板がめくれ上がらない程度の、水流が当たる場所に配置します。あまりに強い水流を当ててしまうと、剥がれて行方不明になってしまう事も。強いよりは、緩やかな水流がある位で大丈夫です。

ディスクコーラルは、褐虫藻の光合成により栄養を得ているので、給餌は不要です。月1回程度、クリルを砕いた物を与えれば、成長速度が上がったり増殖し易くなる場合もあります。与えるエサのサイズですが、ディスクコーラルの口の出っ張りと同じか、小さいサイズにしましょう。
大き過ぎるエサや過度な給餌は、消化不良を起こし、ディスクコーラルの体調を崩しかねません。

ヘアリーディスク、バブルディスクのような、触手が長いタイプのディスクは、エサを与えると食べる個体が多い様ですが、ツルツルしたタイプのディスクコーラルは、エサを口板に乗せても無反応な場合もあます。

接触しても大丈夫なサンゴ

マメスナギンチャク
シロスジウミアザミ

上記のサンゴなら、双方ダメージを受けない事を確認済みです。
同属にも細かい種類の違いがあり、ダメージを受ける場合も考えられるので、近くに配置する際には、よく観察する様にして下さい。


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